やらされる環境保全ではなく自ら継続できる活動を
これらの業務に加え、子どもを対象にした環境教育プログラムを上司に提案し、実施する機会をいただきました。子どもたちに少しでも環境に興味を持ってほしいと思い、園内にいる動物のシルエットを写したカードとその動物の特徴を書いたカードを用意し、カルタのように組み合わせるというゲームを考えました。カルタの要素を取り入れたのは、日本人の自分が活動に取り組む意味や「らしさ」を少しでも出したかったからです。 その他にも、ごみのポイ捨てを減らすために、捨てられたごみが自然の中でどのようになっていくかを学ぶワークショップも行いました。しかし、活動を行うのは一日だけなので、その時は興味を持ってもらえても「その先は?」という疑問が残りました。植林などの良い活動はあるのですが、子どもたちはまだまだやらされている状態で、こうした状況の改善が次の課題だと痛感しました。