関西学院大学の魅力 2021.05.25

知識の先にある、大切な視点を持って。卒業を待たず、公認会計士試験に合格。

商学部4年生青柳敏文さん

青柳敏文さん

在学中に叶えた、公認会計士になる夢。自分のフィールドを見つけられた。

野球部の練習に明け暮れた高校時代。
引退後、将来に直結する学びを模索していた際、公認会計士である叔父の話に興味を持ち、自分も同じように公認会計士になるという夢ができました。それからは、予備校に通い10時間以上勉強する毎日。どんな会社にも必要で重要な会計学の知識を深めたい思いで、大学では商学部を選びました。
2年生で公認会計士試験に合格し、学生でありながら、監査法人で実務経験を積んでいます。野球や勉強のエリートが身近にいたことによって高校時代は劣等感を抱くこともありました。しかし、大学での学びや会計士としての勤務を経て、自分が自信を持てるフィールドが見つかりました。

大学で学んだこと。それは、知識の先にある大切な視点でした。

予備校で、ある程度の知識はつけたつもりでした。しかし、大学で受けた専門コースの授業で、いかに自分の学びが浅かったかを痛感。それまで定義を覚えるだけだった専門用語も、今後の展望も含め、その背景にあるものを学びました。
例えば「SDGs」。受験勉強では専門用語を覚えるだけでしたが、授業では1ヶ月以上かけて深く理解していきます。そうすることで、例えば道路を建設するという仕事も、「便利か」だけではなく「環境への影響はどうか」「住み続けられる街になるか」まで考え、判断。多角的に考える習慣ができたと思います。
これからの世の中で欠かせない視点を、大学で身につけました。

公認会計士は、スタート地点。夢は尽きない。だから挑戦する。

公認会計士として活躍したいことはもちろんですが、その枠にはまらず、さまざまなことにチャレンジしたいと考えています。
大学での学びや監査法人での勤務を経て気づいたことは、「世の中のほとんどのことを人間は知らない」ということ。どんな物知りな人も、経験したことよりも、していないことのほうが多い。だから私は、挑戦の幅を広げたい。さっそく、米国公認会計士の勉強を始めています。
挑戦するには何かを犠牲にしなければならず、目に見える成果物が得られるとは限りません。しかしその過程で得た物が、どこかで何かにつながると信じ、本当に自分のしたいことを探していければと思います。夢はまだまだ尽きません。

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