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福岡県 2020.03.27

商学部3年生山本 千鶴さん

Q.関西学院大学を知ったきっかけは?

九州でも関西学院大学の名前は知られているのですが、詳しいイメージはなく「関関同立のうちの一つ」くらいの認識でした。地元の福岡で開かれた関関同立の説明会に参加し、関西学院大学の担当者が面白い方だったので興味を持ちました。大学ではマーケティングをやりたいという思いがあり、調べてみると商学部にマーケティングコースがあったので、受けることにしました。

Q.関西学院大学に決めた理由は?

国立大学にも受かったのですが、関西学院大学を選びました。理由は、マーケティングをしっかり学びたかったからです。「マーケティング」というワードで検索すれば、国立大学の方の学校名も出ますが、コースとしてではなく、経営学科の授業の中でマーケティングを学べるというものでした。


私が目指している範囲の大学の中でマーケティングのコースがあるのは珍しく、関西学院大学はすごく魅力的でしたね。とはいえ学費が全然違いますし、かなり悩みました。高校の先生や両親に相談すると「行きたいところに行ったらいいよ」と言ってくれたので、関西学院大学にしました。結果的によかったなと思いますし、ゼミの先生も「マーケティングをしたかったのなら、こっちに来て正解だったと思う」とおっしゃってくださいました。

Q.一人暮らしはどうですか?

関西学院大学の学生だけが入居する学生マンションに住んでいます。一人暮らしをして、親のありがたみを感じました。家に帰ったらご飯があって、洗濯物も用意されていて、お風呂が沸いている、ということがどれだけありがたいことか分かりました。今は一通りできるようになったので、成長したかなと思います。基本的には自炊をしていて、あるもので何を作るか、食材をどうやって使い切るか、何を買い足すか…ということに頭を使っています。それは親にも「偉いね」と言われますね。ただ、一人だと誰にも怒られないので、朝起きられなかったり、ついだらだらしてしまったりするのは改めなければならないなと思います。

Q.兵庫県での生活はどうですか?

楽しいですね。福岡から出てきてよかったと思います。九州の中では福岡も都会ですが、こっちは梅田も難波も三宮もあって規模が違います。アルバイト先の梅田にある居酒屋のお客さんはフレンドリーで優しく接してくれます。阪神競馬場でも働いていて、サービスカウンターでお客様の案内などを担当しています。近くに住んでいなかったら絶対にできないことなので、大学生の間に面白い経験をたくさんできているなと感じます。関西に出ることに対して、父は私が遠方の大学に通うのに難色を示していました。両親ともに福岡生まれの福岡育ちですが、転勤で一度静岡に住んだ経験から、母は「出ることも大事だから、行っていいよ」と後押ししてくれました。阪急沿線は治安もよく街もきれいで、親も「ここなら安心できる」と言っています。

Q.実家へはどれくらいの頻度で帰りますか?

ゴールデンウイークや夏休み、年末など、しょっちゅう帰ります。実家で一緒に住む祖父母から「寂しい」「いつ帰ってくるん?」と言われて。就職したらもっと会えなくなりますし、帰れるうちに帰っておこうと思っています。新幹線でも「こだま」なら往復1万4,000円と安く、大学生だから時間はあるので、片道4時間かけて帰っています。

Q.大学進学を目指す福岡県の受験生へメッセージをお願いします。

 「九州から出るか出ないか」が一番に迷うところではないでしょうか。九州内にもいい大学はありますが、やりたいことを中心に考えて、どうしてもやりたいことが外にあるのであれば、絶対に出た方がいい。


高校生の間に「自分の学びたいことは何だろう」と考え、「どこに行きたいか」より「何を学びたいか」という視点で選んだ方が、悔いのない大学生活を送れると思います。また、九州は独特の文化なので、外に出て異なる価値観を知るのは大切です。卒業後、地元に戻る可能性もありますし、もし反対されても「4年間だけでも」と言って頑張ってください。

応援しとーよ! 

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