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愛媛県 2022.02.24
教育学部4年生山之内風香さん

Q.関西学院大学に決めた理由は?
高校時代から小学校の教員になりたいと思っていました。関西学院大学の教育学部は小学校教員を目指す環境が整っていると聞き、高校3年生の時、オープンキャンパスに参加してみました。そこでもらった冊子に書かれていた「教育はやまびこ」というフレーズに引かれ、その文章を書いている湊秋作教授に興味が湧きました。すると偶然にも、オープンキャンパスの場で湊教授と話すことができたのです。4年間でどんなことを学ぶのか、どういうビジョンなのか、「教育はやまびこ」の真意を直接聞き、「ここだ」と直感。受験することを決めました。
Q.実際に入学してどうですか?
初等教育学コースは2年生から実習があり、子どもたちと直接触れ合える機会がたくさん用意されています。教育現場に出るのは責任も伴うので大変ですが、やりがいを感じますね。また、授業は小学生の時に学んだ内容をもう一度やるようなものが多いので、とても面白いです。例えば「社会」では、実際に大学の近くの甲山に出掛けてフィールドワークをして、子どもたちに学ばせることや教える立場での注意点を習得します。「体育」ではマット運動をしたり、「音楽」では楽器を弾いたり。全ての授業が小学校時代に戻ったみたいで楽しいです。
Q.高校時代と一番違うと感じることは。
自分を見つめ直す時間が増えました。「自分は何者なのだろう」と問い掛けたり、「本当に教員になりたいのか」と考えたり。いろいろな価値観を持つ人たちと出会うことで刺激されたのでしょう。自分と改めて向き合った結果、自分の欠点だけでなく強みを明確にすることができて、自信がつきました。また、多様な考え方をインプットすることができ、引き出しが増えたと感じます。高校時代は消極的な人間だったのですが、ものすごく前向きになりました。所属しているラクロス部では主将に立候補。2021年度主将として、チームのみんなを率いています。高校時代の自分には考えられなかったことです。
Q.一人暮らしはどうですか?
教育学部は人数が少なくアットホームな雰囲気なので、すぐに友達もでき、楽しく暮らしています。必修の授業が多いし、ラクロス部の練習もあり、けっこう忙しいので寂しいと思う間がないですね。特に実習中は、平日は実習、週末はラクロスの自主練習とフル回転。少々家事がおろそかにはなりますが、自分なりに工夫して何とかやっています。