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2022.06.14

応援は自分を熱くし、たくさんの人とつながれるもの

法学部4年生藤本翔さん

応援団総部指導部 :アメリカンフットボールや硬式野球など体育会各部の応援活動、大学行事への参加や同窓会等からの依頼出演など、学ランを着て、幅広く活動しています。応援団総部には指導部のほかに、吹奏楽部とチアリーダー部があります。

入学式の演舞で応援団に一目ぼれ

体育が嫌いで、中学、高校時代は囲碁部でした。運動経験は一切なく大学でも囲碁部に入るつもりでしたが、入学式に応援団総部の新入生歓迎演舞を見て「これだ」と思い、入部を決めました。1年生は食らいつくので精いっぱい。2年生になってようやく慣れました。

指導部の活動

応援団総部指導部は現在4年生7人、3年生2人、2年生1人、1年生1人の11名。昼休みに屋上で練習しています。基本的に授業優先。平日は授業、練習、授業、バイト、土日は試合の応援、たまにバイトといった毎日です。上下関係はありますが、練習が終わると先輩が相談に乗ってくれるので信頼関係があります。
私は鼓手を務めています。試合で2時間程、太鼓をたたき続けてマメができることもありますが、応援歌「新月旗のもとに」を演奏する時はテンションがあがります。

学ランへの誇り

普段はジャージで過ごし、活動時は学ランです。1~3年生まではOBの学ランを着用し、4年生はそのままのものを使うか購入するか選べるのですが、僕は思い切って12万円で購入しました。裏地には自分の思いを刺繍で入れることができ、自分の固く持った意志を一切ぶれることなくしっかりと貫く、という思いを込めて「堅忍不抜」という言葉を刻みました。

たくさんの魅力

応援を通じて、関学体育会の各クラブなどたくさんの人と関われています。ニッチな世界なので応援団同士のつながりもあります。関西圏はもちろん、関東の大学とも交流があります。旅行に行ったら一緒に飲みに行ったりすることも。応援することで輪が広がり、つながっていくというのは大きな魅力ですね。
そして、一番の醍醐味は、応援することで自分自身も熱くなれること。選手と一体感を感じられ、同じ気持ちになれます。「この競技がおもしろい」だけではなく、「ここで勝ちたい」という思いを乗せるのが応援だと思います。強い部活ばかりではありませんが、試合に負けている時も気落ちすることがないように意識しています。

誰かを応援し続けられる存在に

応援団総部は70年以上の歴史があり、先輩方の想いを後輩につなぐことが最高学年である自分の使命だと感じています。また個人や団体を応援してきて、その喜びに気づきました。
人の近くにいる存在でありたい、人を応援できる社会人になりたいと思っています。

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